褐色アフタヌーン

2013年4月15日月曜日

01_dygoの作品

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FH030018_大吾おまる
ぼ~んとぅびぃ~わぁ~あぁ~あぁ~あい♪

僕のファースト・アルバム「黄色い電車にのって」収録曲の中で、
一番最初に書いた曲が「褐色アフタヌーン」。

その頃、たまたま尾崎豊をよく聴いていて、
自分も「15の夜」「僕が僕であるために」みたいな
魂のこもった熱い歌を作ってみたいな、と思ったのだ。

ギターでコードを弾きながらメロディと言葉を当てはめていく。
なかなかいいメロディが浮かんできた。問題は歌詞だ。

僕は尾崎豊と真逆で、子どもの頃から先生も大人も好きだし、
社会のルールは尊重するタイプの人間なのだ。

盗んだバイクで走りだして校舎の窓ガラス壊して
きしむベッドの上で優しさを持ち寄っちゃうような歌詞が出てこないのだ。

じゃあ、僕は一体何に不満や憤りを感じているのだろう?

「ウンコが詰まって流れない便器」だ。
あれは怖い。その場を離れたいけど離れられないあの葛藤。

そして書き上げたのが「お願いさ便器ちゃん」。
後に「褐色アフタヌーン」に改題した。

というわけで、今回は「褐色アフタヌーン」を歌詞と一緒に公開するぜぃ。
寝起きで録ったボーカルが、最初から最後まで激しくフラットしているのが悔やまれます。
とはいうものの、歌唱力をはじめとした些細なことには目をつぶったほうが楽しめるよ。


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褐色アフタヌーン
Brown Afternoon

作詞作曲編曲演奏 DYGO

便器に腰掛けでかいウンコする
ひとときの快感その後にウンコが詰まって流れない
便所は褐色の修羅場

流しても流しても 水かさが増していくだけ
便器に冷たく浮かび漂うカレーの王子さま
あせる僕をおちょくってる

こま切れになった大便のかけらと溶けていく白い紙
僕の願いを裏切るように虚しく漂うだけさ

だけどべんべんべんべん便器よ
お願いさ その口で
僕のうんうんうんうんウンコを
飲み込んでおくれ

詰まったままじゃ僕はここを立ち去れない
お願いさ東陶の白い便器よ

もうすぐ授業が始まるけれど
冷たい男子便所の中 詰まった便器は答えない
チャイム哀しく響く

ケツを念入りに拭き過ぎて紙が詰まってしまったのか
それともただ僕のウンコがあまりにも大き過ぎたのか

だけどべんべんべんべん便器よ
お願いさ その口で
僕のうんうんうんうんウンコを
飲み込んでおくれ

こんな試練に僕はとても耐えられない
お願いさ東陶の白い便器よ
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耳に残る素晴らしい歌詞とメロディですね。
仕事中や勉強中に、思わず「べんべんべんべんべんきよ~♪」と口ずさんでしまい、
自己嫌悪に陥るあなたの姿が目に浮かびます。

全部ウソです。間違いなく「つまらない歌」ではないですね。

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11/21生まれのA型
美しいウソが大好物
笑う門には福来たる~♪

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