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45_映画・音楽・読書
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かっこよすぎるよ、あんた!
冷たい言い方になってしまいますが、“日本のOL層にウケそうな映画”です。
デップが演じるジョン・ウィルモットは17世紀の女好き、酒好きの自由奔放な貴族の詩人。はっきりいってヤバイやつ。そんな男の栄枯盛衰、自業自得な人生を描いてます。
僕は基本的にこういうキャラには感情移入できません。しかーし! デップが演じるとワケが違う!
デップがカメラ目線で観客に語りかけるモノローグで映画が始まるのだが、それだけで引き込まれた。
主人公の言動の大半には感情移入できないのにグッとくるのは、やはり映画自体の放つエネルギーのせい。デップの功績は大きい。サマンサ・モートンやジョン・マルコビッチなど、ほかの役者さんたちも素晴らしい。これがデビュー作である監督のローレンス・ダンモアも、すごく次作が楽しみだ。
予告でも流れてる、ソプラニスタ(男性ソプラノ)風?の声が歌ってる曲が素敵です。
評価:B(この役はデップ以外に考えられない)
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