「スタートレック」若いってのはいいね!

2009年7月5日日曜日

45_映画・音楽・読書

t f B! P L
R0015209_tamagawa_DXO
何気に照明がカラフルな多摩川駅。
--------------------
「スタートレック」を見た。とても楽しかった。
若き日のジェームズ・T・カーク船長やミスター・スポックが活躍する物語。
アメリカ人にとってのスタートレックは日本人にとってのガンダムやドラゴンボールに近い。「トレッキー」と呼ばれるスタトレヲタでなくても、主要キャラの名前や性格や口癖を知っている。
日本人が、ガンダムヲタでなくてもモビルスーツの名前やシャアの台詞をそれなりに知っていたりするのと同じ。
「クローバーフィールド」のJ・J・エイブラムス監督らしく、アクション・シーンの切れ味はよい。と同時に、ドラマ部分はスタトレの伝統ともいえるまったりペースなので、過去の映画版スタトレと比較しても違和感はない。
まだ若い各キャラ達が、おなじみの口癖や名台詞を次々と言ってくれるのが楽しいです。
スタトレならではの哲学的な台詞も満載。
スタトレにまったく興味がない人には全然お薦めできないけど、そこそこスタトレを知っているなら、見ても損はない。
ここで、スタートレックから読み取れるアメリカ文化のウンチクをひとつ。
「Space, the final frontier...」で始まる定番のオープニング・ナレーション。
その最後の部分は「...to boldly go where no one has gone before.」となっています。
「まだ誰も踏み入れていない地を目指し、果敢に旅を続けます」みたいな感じ。
このナレーションの文は、60年代のオリジナル・テレビシリーズと、80年代に復活した「ネクスト・ジェネレーション」シリーズとでは微妙に異なっています。
オリジナル・シリーズでは「where no man has gone before」
それ以降のシリーズでは「where no one has gone before」
そう、密かに、manがoneになっているんです。
これが「男女や人種を差別するような表現を極力避けましょう」という「Political Correctness(略してPC)」の代表的な例ですね。政治的正規表現ってことですか。
日本だと、スチュワーデスや看護婦という呼び名を止めよう、とか、障害者を障がい者と書こう、とか、痴呆症ではなく認知症と呼ぼう、とかが、似たような動きですね。
あ~、久しぶりにちょっと知的な情報を書いた。
こういうウンチク、皆さんはあんまり興味ないですかね?
僕は大好きなんですけどね。
dygoの満足度:A
全部ウソです。ロジカルとは言い難い地球人の女性が好きな僕です。

自己紹介

自分の写真
11/21生まれのA型
美しいウソが大好物
笑う門には福来たる~♪

DYGOに応援メッセージを送る!

名前

メール *

メッセージ *

ウソを検索

積み上げたウソ

人気の投稿

QooQ