The Endless Summer サーフィンって最高！

前からビデオで持っていた「エンドレスサマー」と「エンドレスサマー2」をDVDで買いなおしたよ。
日本では“サーフィン”とか“サーファー”にネガティブなイメージを抱く人もいるようだけど、この作品をぜひ見てほしいよ。
サーフィンとかクライミングみたいに自然の力と向き合うスポーツってすごくいいよ。そこに悪い人はいない。
簡単に言うと
肉体＜精神
筋力＜技術
競争＜調和
ってことよ。
で、この作品、パッケージだけ見ると「ただのサーフィンのプロモーション映像かよ」と思うかもしれないけど、これがなかなかユーモアと人情にあふれたドキュメンタリーなんですよ。
引き込まれるよ。
「一年中、世界中のどこかは夏だ。その夏を追いかけてさえいれば僕らは永遠の夏を過ごせるんだ」というテーマで、2人の若者が世界中を飛び回って各地でサーフィンをするだけ。それだけなのに退屈じゃない。場所によって波の表情は全然違うし、現地の人との交流エピソードがほんとうに暖かくていいのよ。
パート2は30年後に撮影されたもので、新しく2人の若者が同じテーマで旅をするんだけど、ちゃんと1の時の若者達が30歳ぶん歳とって出てくる。いい感じのおっさんになってて、変わらず鮮やかな波乗りテクを見せるのよ。涙が出てくる。
サーフィン好きの人にとっては当たり前の有名サーファーが出ているんだけど、この作品は逆にサーフィンに興味のない（あるいは偏見を持っている）人に見てほしい。そういう人を引き込む力がこの作品にはあります。
この作品を見てわかることは、「優れたドキュメンタリー（or ドラマ）は、そのトピックに興味のない人を引き込む力を持っている」ということ。
評価：A（とにかく優しい気持ちで海に行きたくなる！）
そんな僕ですが、もう6年間もサーフィンしていません（どうせ10回ぐらいしか立てたことないけど）。ボードとウェットスーツはまだあるんだけどね。誰か一緒に行きませんか？
あと、ビデオ（字幕なし）はもういらないので、ほしい人がいたらメールください。タダであげます。