「アイアンマン」意外にも大満足!

2008年10月7日火曜日

45_映画・音楽・読書

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目黒川で見た鳥。
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「アイアンマン」を見た。意外なことに、最近見たアメコミヒーロー物の中ではかなり大満足だった(ダークナイトの完成度は別格)。嬉しいサプライズ。
スパイダーマンとか超人ハルクとかXメンとかのヒーロー物は、好きだけど、そんなに期待して見る方ではない。
そもそも、ひと昔前は、コミック物の映画化ってレベルのバラつきが大きかった。作品の質、というよりは予算のバラつき。スパイダーマンやXメンような大作ものと、スポーンやクロウやブレイドのようなB級色が濃いもの。中には、作る側が「コミックが実写になりました!」ということだけで満足しているような駄作とかもありました。
ところが、最近のハリウッドはネタ切れで、昔のTVシリーズやコミックを映画化するぐらいしかできないから、逆に、金と気合の入ったコミック映画化作品が増えてきた。コミック物に大予算をかける方が、オリジナル脚本で超大作を作るよりも安全なのだろう(キャラグッズ商売もできるし)。昨年の「トランスフォーマー」もその一例。「パールハーバー」とか「アルマゲドン」を撮った監督が、定番オモチャのロボットの話を本気の予算で作ったのだから。
ちなみにいまだに日本映画は「人気漫画を有名俳優を使って実写化しました」ということだけで満足しているような作品が多いような気がするのですが、それは気のせいでしょうか。映画ならではのプラスアルファを注入せずに、ただ原作のいいところをつまんだだけの作品で1,800円はどうなんでしょう?
前置きが長くなりすぎました。アイアンマンの話に戻ります。
正義の味方っぽくない主人公が二重丸。クセの強いロバートダウニーJr.を起用したのが大正解。頭の回転の速い皮肉屋、みたいな役がピッタリ。彼自身、演技の実力はあるのに私生活では酒やドラッグや暴力などで一時期仕事がまったくなくなったりして、イメージは良くないから、今回のクセのある主人公がほんとうによく似合う。
わかりきったストーリー展開なんだけど、もったいぶらずにサクサクお話が進むから気持ちいい。登場人物たちの行動に無駄がない(善人も悪人も)。すなわち映画のテンポにも無駄がない。
「ウォンテッド」と「アイアンマン」のどちらを見に行くかで迷っている人がいたら、「アイアンマン」をお薦めします。
dygoの満足度:A(サプライズはないけどこの清々しさ! 秀作です。)
全部ウソです。ハリウッドには、ドラゴンボールよりも、アンパンマンを実写化してほしかった僕です。ふふふ。

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