「五月のニーナ」とダジャレ男の素敵な一人旅

2007年5月27日日曜日

01_dygoの作品

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振り向かないでいいんだよ 後ろ姿を焼き付けるから…
5月27日は、古い女友達の誕生日だ。特別に親しかったわけではないのだが、誕生日だけは忘れずに覚えている。
なぜかというと、以前その人の誕生日をヒントに「五月のニーナ」という曲を書いたことがあるからだ。ただのダジャレなので、その人の名前はニーナでもなんでもない。
学生時代、曲作りのネタに行き詰ると、当時周りにいた友人達の名前をモチーフに、妄想を膨らませて作ったりしていた。
当時よく遊んでいた仲良しグループにエミちゃんという子とヨシコちゃんという子がいたので、「Amy(エイミー)」「帰国子女のよっちゃん」という曲のタイトルを考えた。タイトルを先に決めてからストーリーやメロディを考え出すという暴挙。で、実際にできあがった歌の内容は、本人達と全然関係がない。
「Amy」では、ふられた男がストーカーまがいの行動に出る英語の歌だが、僕とエミちゃんは付き合ってたわけでもなく、「帰国子女のよっちゃん」はシカゴ育ちのちょっとエロチックな女の子の歌だが、実際のヨシコちゃんはとてもまじめな学生だった。
この「五月のニーナ」でも、ある別れの情景が描かれているが、僕とニーナ(のモチーフになった人)とは付き合ったことなど一度もない。
とりあえずお誕生日おめでとうということで、昔録音した名曲「五月のニーナ」を歌詞と一緒に公開するぜぃ。
例によって、歌唱力をはじめとした些細なことには目をつぶったほうが楽しめるよ。
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五月のニーナ
Nina
作詞作曲編曲演奏 DYGO
スーツケースより小さな君 明日の今ごろは海の向こう
君を待ってるあの人に よろしく伝えてと作り笑い
若葉の緑輝くころ 無邪気な君はおとなになる
五月のニーナ 君だけを追いかけていた あの日から
振り向かないでいいんだよ 後ろ姿を焼き付けるから
届いた手紙と君の写真 僕の宝物 海の向こう
「僕ならなんとかやってます」手紙なら隠せる作り笑い
若葉の緑輝くころ 誰かの君はおとなになる
五月のニーナ 君だけを追いかけていた あの日から
二十歳になった君だけに この歌うたう 遠くから
五月のニーナ 君だけを追いかけていた あの日から
五月のニーナ 忘れない 心に咲いた白い花
一人で僕は歩き出す 二人の時計止めたまま
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う~ん、これは泣ける! アルバム「黄色い電車にのって」のラストを飾る極上のバラード、素晴らしいと思います。
当時のメモには「激しい腹痛で部屋から一歩も動けない時に書いた」とあります。そんなことを微塵も感じさせない優雅な曲ですね。「ピンチもウンチもチャンスに変える」そんなポジティブな自分に感動します。
それにしても、好きな人を駅や空港まで見送りに行くのって、とても切ないもんですよね。
全部ウソです。本当は振り向いてほしいんです。

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11/21生まれのA型
美しいウソが大好物
笑う門には福来たる~♪

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