フライトプラン (2007/06/20) ジョディ・フォスター、ショーン・ビーン 他 商品詳細を見る |
Who's plan was it?
まずオープニングのジョディーフォスターのアップを見て「老けたな~」と思う人も多いはず。14歳の時にロバート・デニーロ主演の「タクシードライバー」で娼婦を演じていた天才少女も今や43歳の素敵なおばさんです。でも映画だと50歳ぐらいに見えたな~。
さて、この「フライトプラン」は、“子供を守る強い母親”“密室”“孤立無援”という要素が、同じくジョディー主演の「パニックルーム」(2002)と共通しています。
そこでこの作品を「パニックルームPart2」と勝手に名付けても差し支えないでしょう。
「パニックルーム」の方は、危機的な状況そのものには“謎”はなく、単純に「どうやって切り抜けていくか」という観点で話が進行していきます。
「フライトプラン」は、“謎”が主軸なので、観客に「俺は、けっこう早い段階で○○が××だってわかっちゃったから冷めちゃったよ」とか「あのカラクリは納得いかない!」とか言われやすい。
しかし、そこはジョディーフォスターの迫真の演技のお陰もあり、映画の中の緊張感はしっかり持続します。
「周りに妄想だと言われ、信じてもらえない」という設定の映画は好きです。しかし、主人公が信じてもらおうとして起こす行動が幼稚過ぎると感情移入できず、見ててイライラします。そういった意味で、パニクってるけどインテリジェンスが感じられるジョディーフォスターはハマリ役と言えるでしょう。
dygoの満足度:B(満足。ちなみにパニックルームはA)
パニック・ルーム (2007/05/30) ジョディ・フォスター、フォレスト・ウィテカー 他 商品詳細を見る |
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