完璧なシナリオ、手放す

2006年10月11日水曜日

45_映画・音楽・読書

t f B! P L
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Nobody knows anybody. Not that well.
今年のテーマは「Letting Go」。
いろいろなものを思い切って手放すつもり。
最も尊敬するフィルム・メイカーのうちの一人(?)、コーエン兄弟による作品「赤ちゃん泥棒」「ファーゴ」「ブラッドシンプル」の英文シナリオ、わからない単語を飛ばしながら読んだら15分で読破してしまったので手放す。
映画をたくさん見ていると「オレ様ベスト10」に入る作品が10本どころか、100本ぐらいになってしまう。でも、そんな好きな映画の中でも「ぐわぁ! 完璧だ…」と思う作品がいくつかある。
コーエン兄弟の「ミラーズ・クロッシング」は、まさに「完璧」という形容詞がぴったりの作品。
コーエン兄弟といえば、独特の“間”が作り出す可笑しさ。
コンマ1秒長くても短くても成立しなくなってしまう、ギリギリのスウィート・スポットを彼らは熟知している。
登場人物のセリフの“間”だけでなく、カメラワークやカット割りなど、映像の“間”も冴え渡っている。
初めて見たコーエン作品が「バートン・フィンク」「ファーゴ」「オーブラザー!」「ビッグ・レボウスキ」あたりだった人は、「う~ん、確かにくすぐるけど、イマイチ肌に合わない」と感じてしまう人もいるはず。
だまされたと思って「赤ちゃん泥棒」を見ましょう。そして「ミラーズ・クロッシング」を見てください。パーフェクト10の世界をご堪能ください。
全部ウソです。

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