shag me a little, pleeeease...
今年の夏、多摩川花火大会の帰り道でのことだ。
川沿いの道を二子新地駅に向かって一人で歩いていた。
花火大会特有の人込みだ、なかなか進めない。
まったく人の行列が進まないので、川の土手の脇にちょっと座り込んで待っていた。
「スミィマセン」と外国訛りの女性の声。
振り向くと、ブロンド・ヘアのかわいい外国人の女の子が挑発的な目で僕を見ていた。
「チョット…抱イテクゥダサイ…」
えーーーーー!?
ついにきたか、俺様の花火大会!
「はい、喜んで!」と答えたいところだが…ちょっと待てよ。
夜の多摩川土手というロケーションを百歩譲ってOKとしても、この人口密度は絶対にNGだ。オーディエンスが多すぎる。
と、50ミリ秒の妄想タイムのあと、ふとわれに返ると、ちょうど僕の足元に、彼女とその友達のものと思われる荷物や敷物が置いてあった。
あ、どいてほしかったのね。
全部ウソです。妄想は仕掛け花火、現実は湿気た花火です。
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すばらしい
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iaさん
君もな。