「アメリカン・ギャングスター」デンゼルが熱い！

夜のラ・チッタデッラ
GR DIGITAL II
「ブレードランナー」「テルマ＆ルイーズ」「グラディエーター」などで知られるリドリースコット監督（70歳！）の新作は、デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウの緊張感溢れる攻防が堪能できる素晴らしい作品。2時間40分あるのに、長さを全然感じなかった。
「ヒート」や「ディパーテッド」のように、それぞれ訳アリな者同士が互いの意地をかけて戦う映画。どのシーンも金がかかっているので、静かなシーンですらもダイナミックで迫力満点。わくわくする。
デンゼルは今回も期待を裏切らない。チンピラ育ちのマフィアなのに、表の顔は紳士ぶっている、という微妙なキャラクターを見事に演じている。
クセのある正義漢を演じるラッセル・クロウもハマリ役。
デンゼルの役は、当初「ホテル・ルワンダ」「オーシャンズ11～13」のドン・チードルで、という話もあったそうだが、それもアリだと思う。
これ、オスカーにノミネートされてもおかしくない秀作だと思うんですが、作品賞と主演男優賞にはノミネートされてませんね。
dygoの満足度：A（やっぱりデンゼルはすべてのシーンで輝いてるわ。震える。）
全部ウソです。