ボボボーボ・ボーボボ
古本屋で購入した「残像に口紅を」by 筒井康隆。
読んでいたら、前の所有者のメモがはさまっているのを見つけた。
「夜中に食べたものは自分で洗いましょう。朝、大変不便で、時間がムダになります。
せいちゃんの洗いものは残しておいたので洗っておくように。
1500円中、1000円おいていきます。500円は洗いものをしていたら、あげます。ボーボー」
共働きの新婚夫婦だろうか? 他人行儀な口調から考えると親子ではないだろう。
ボーボーの静かなフラストレーションが伝わってくる。
昨日も仕事の帰りが遅かったせいちゃん。冷めた夕食をチンして食べて寝る。
朝起きると、先に仕事に出たボーボーのメモが…。
食器を一人で洗うせいちゃん。今日のお小遣いは1000円しかもらえなかったのでランチは吉野家の牛丼…。
がんばれせいちゃん!
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ボーボーは親か祖父母じゃない?字がけっこう大人。せいちゃんは子供か孫か。
あー、年取ってから同居始めた二人ってこともあるけど。
うーん、想像をかきたてられますねえ。
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violaさん
そうかもしれませんね。
ただ、この抗議文的なテンションが、血の通っていない2人っぽいと思いました。夫婦とか義理の親子とか。
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ボーボーの静かなフラストレーションが伝わってくる…
このフレーズがとても気に入ってます。
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ニーナさん
気に入ってくれてありがとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
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こ、こりゃ笑ってしまった・・。
そしていろいろなシチュエーションを考えてしまいました。
一応はじめまして。tak*2です。mixiより覗かしてもらってます。
いろいろ考えましたが、やっぱりオカンから同じようなことを言われたことがあるので母子かなと推定。
おばあちゃんはここまでストレスをぶつけるようなことは言わなそう。
でも・・・もしもサラリーマンだとしたら、
あまりにも、かなりせつないですね。
くわばらくわばら。
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tak*2さん
コメントありがとうございます!
母子説に一票ですね。字体は確かにそれっぽいんですよね~。
しかし母親がボーボーって名乗っているのは珍しい。
謎は深まるばかり…。
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フッフ。
本当に面白い…
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もしも若夫婦だったら、彼女は自称「ボーボ」・・・。
それもそれでナンですねぇ(泣)。
そもそもボーボーって名乗るのがフツーなのって誰なんだろ?年が離れたシッカリモノのお姉ちゃん?いや、1500円はあげないか。
ボーボーはせいちゃんを残して出かけていく。
おそらく食事代らしい1500円を置いて。
お金で何とかできる以上、子どもだとしてもそんなに小さくはあるまい。でも大人へのコメントとしては「500円あげます」はやや馬鹿にしすぎだ。
・・・このメモへの納得のいく説明が今年最大のテーマとなりつつある。
やれやれです。
「ボーボーの静かなフラストレーションが伝わってくる…」
たしかに。確かなのはそれだけ・・。
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tak*2さん
そうなんですよ。いろんなシチュエーションを想像してみると、どれも必ず矛盾にぶちあたるんですよね。
このメモを「残像に口紅を」に挟んだのはせいちゃんなのか?
だとしたら何故?
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推理:「ボーボー」の音から想像するに、中国の留学生をホームステイであずかっているおじさん「伯伯」じゃないかなあ。「ポーポー」だったら中国人のお嫁さんに説教する姑さん「婆婆」
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BABAさん
おっ、ボーボーに焦点を当てましたか。
その推理、説得力ありますね~。
ということは、せいちゃんは中国人!?
う~ん、わからん…。