笑顔に涙の蒼井優~フラガール~

2006年11月19日日曜日

45_映画・音楽・読書

t f B! P L
hulagirl
蒼井優の笑顔が若いころの窪塚洋介に見えるときがあるのは私だけでしょうか…。
本年度1番の映画は「嫌われ松子の一生」だったのですが、同点1位が登場しました。
2006年dygo映画祭邦画部門で、この2作品が作品賞を受賞しました。
また主演女優賞も中谷美紀、松雪泰子、蒼井優の3名に送られます。
次のような「映画のプロットの王道」が、ちゃんと描けている映画は、笑って泣けるいい映画だ。
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保守的な集団に新しい文化を持つ主人公が入りこむ。または、保守的な集団にいる主人公が革新的なことを始める。はじめは周りの理解を得られないが、最終的には双方がお互いの影響を受けあい成長する。
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よくハリウッド映画であるのが「金儲け主義の都会のビジネスマンが、ひょんなことから農村で働かなきゃいけない羽目になるが、次第に打ち解けていく」「保守的な学校に破天荒な先生が来て、勉強一辺倒だった生徒達が変わっていく」「殺人犯が身を隠すために聖職者の格好をして逃げていたら勘違いされて教会に住むことになってしまうが、そこでいろいろな人と触れ合い改心、最後には人の命を救うために自分が命を落とす」などなど。
洋画では「クールランニング」「キューティーブロンド」「天使にラブソングを」「フルモンティ」、邦画では「シャルウィーダンス」「スウィングガールズ」など、よくできた映画の半数以上が、根底にこの基本パターンを持っているものだが、それをいかにちゃんと作りこむか、で秀作と凡作の違いがでる。
このフラガール、僕の大好物「笑って泣ける」完成度の高い作品です。
さりげなく見せてる2時間だけど、これはすごい!
全員の演技が素晴らしい。南海キャンディーズのしずちゃんも大活躍。岸辺一徳もトヨエツも完璧。
李相日監督の作品は初めて見たけど、今後も見ます!
最近はやりの「難病もの」とか「どちらかが死ぬ純愛もの」で泣かせるのも決して悪いわけじゃないけど、こういうフラガールみたいなストーリーの映画が、ちゃんと「笑わせて泣かせる」映画になっていると興奮する。
こういった素晴らしい作品があると、邦画も映画館で見ようかな、という気になれる。
評価:A

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