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45_映画・音楽・読書
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僕はボンド・シリーズになんの思い入れもないのだが、かなり楽しめた。
トム・クルーズ「MI」シリーズ、マット・デイモンの「ボーン・アイデンティティ」シリーズなどの成功の影響を受けたのか、今回のジェームズ・ボンドはかなりシリアス。痛い目にあってボロボロになったりします。これは最近のボンドではあまり見られなかったこと。アクションも迫力があります。
ピンチの切り抜け方も「ボンドだから切り抜けて当然」というご都合主義の手抜きではなく、ちゃんと納得のできる切り抜け方をします。
制作者たちも「ボンド・シリーズだからこんなもんでしょ?」と甘えることなく、きちんと単独で成立するスパイ映画を作るよう心がけてくれた、という印象を受ける。
今回は、スパイらしい面白道具の登場がなかったことと、ボンドお得意のエロ台詞が非常に少なかった(僕がわからなかっただけ?)が、次回はその辺も強化するのだろうか?
今後も期待できる新生ボンド・シリーズの誕生だ。
評価:B
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