「最高の人生の見つけ方」余命60年のあなたも見てみては?

2008年5月18日日曜日

45_映画・音楽・読書

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気になる木@国営昭和記念公園。
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「最高の人生の見つけ方」を見た(この邦題はなんとかならんのか)。
とてもよかった。ちょっと暖かい気持ちになれた。
ロブ・ライナー監督作品を見るのは久しぶりだ。トムクルーズ主演の「フューグッドメン」以来。ロブ・ライナーといえば、「スタンド・バイ・ミー」「ミザリー」など、スティーヴン・キング原作をうまく映画化した監督としても有名。近年では「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」「ミスト」で、フランク・ダラボン監督がそのお株を奪っている状況だが。
さて、今回の作品は、がんで余命6ヶ月と宣告された2人の老人が「死ぬまでにやっておきたいこと」リストを作り、一緒に実行するというストーリー。
そのリストの内容ってのが「スカイ・ダイビングをする」とか「世界一の美女にキスをする」とかハチャメチャなんです。
ジャック・ニコルソンの演じる皮肉屋の富豪、モーガン・フリーマンの演じる家族思いの修理工、この2大名優の掛け合いが最高。テンポはまったりロードムービー的なのだが、セリフが本当にいい。
ジャック・ニコルソンのクセのある皮肉屋っぷりも、いつものことなんだけど、今作品では特に輝いている。今までのジャックの中で一番好きかも。たまらない。
こういうふうに「余命6ヶ月」とわかっている映画は「誤診でした」とか「手術でミラクルが起きました」というオチでもない限り、確実に最後に死があるわけで(そういう場面を描くか描かないかは別として)、どうしても湿ってしまうリスクがある。そこを、変にメロドラマチックにすることもなく、サラリと見せる演出はさすが「恋人たちの予感」のロブライナー監督。
サプライズとまではいかないけど、「あ~なるほどね」と思わせる技アリな演出も随所にあって、胸が熱くなったよ。
僕も世界一の美女にキスをしたくなりました。
dygoの満足度:A(やっぱり僕はこういう作品が好きなんだなぁと実感)
全部ウソです。

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