If you don't follow your dreams,
you might as well be a vegetable.
これはいい！ 話題にならないまま終わりそうだから声高らかにお薦めする。
アンソニーホプキンス演じる、夢を持ち続けるバイク乗りの物語。
この映画、わかりやすいテーマを1つ挙げると「夢を持ち続けることの大切さ」。
そういうテーマって、押し付けがましくなったり、教訓めいたりしがちなんだけど、この映画のいいところは、あえて天真爛漫（？）なトーンで話が進んでいくところ。
主人公のキャラが「がむしゃらに夢を追いかける熱血漢」というよりは「夢を見る憎めない天然オヤジ」という感じで、すごくいい味でてます。
「男はつらいよ」の寅さん、とまではいかないけど、出てくる人たちがいい人たちばかりで、昔の日本映画の「人情もの」っぽい要素もあって、多くの日本人に受けるはずだと思う。
「羊達の沈黙」での人食いレクター博士で有名なアンソニーホプキンスですが、この映画での彼こそオスカー級です。
で、全編を通しての乾いた映像がすごく美しい。もともと、舞台となるニュージーランド、ロサンゼルス、ユタが、乾いた土地だってのもあるし、さらにアンソニーホプキンスのいい感じの乾き方＝老い具合もあいまって、「枯れているのに美しい」という、ビンテージ・ギターのように素敵な映像です。まさにロード・ムービーって感じ。
「リトル・ミス・サンシャイン」と同様、ちょっとした優しさがたまらない作品です。
もうちょっと話題になってほしいなぁ。
評価：A （ふわっとポジティブな気分になれます。）
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あ、これ俺も見たかった映画だ！
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Suzyさん
ぜひ見てください！ きっと気に入ると思います。
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あ、ウチで感想書こうと思ってたら先に書きたいこと全部書かれちまった（ｗ
人間夢を持たなくなったらダメですね。
｢リトル･ミス･サンシャイン｣もそうだけど、今年はこういう小品の当たりが大変多いですよ。
こういう感動系の映画以外でも｢あるいは裏切りという名の犬｣というフレンチノワールの大傑作があったりして、ちょっとミニシアター系から眼が離せない昨今でございます。
まぁ、夏になったらスパイディ３とかトランスフォーマーとか観に行くんですけどね（ｗ
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久しぶりのコメントにﾃﾚ＾＾;
って、いいな～！！観たんだ～☆
ｱﾝｿﾆｰ ﾎﾌﾟｷﾝｽは、羊シリーズも好きだけど、ベタな爺さん役のｼﾞｮｰﾌﾞﾗｯｸの感じも大好き♪
って、最近ｼｮｰﾝｺﾈﾘｰが出てこないからﾌﾟﾁ浮気心･･･
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見たかった映画だ～。みたいな～。
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海斗ママさん
あ～ショーン・コネリーは見なくなったね～。事実上の引退かな？ 残念だ。
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なつさん
できれば劇場で見てほしいなぁ。
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Jabbさん
そうそう、今年は小品のアタリが多いですよね！
｢あるいは裏切りという名の犬｣は知らなかった…。チェックしてみますだ。
スパイディもトランスフォーマーもゴーストライダーもやっぱり期待しちゃうよね～。