「幸せのちから」は力不足

2007年2月26日月曜日

45_映画・音楽・読書

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♪しあわせですかぁしあわせですかぁ♪
昔、「ペイ・フォワード~可能の王国(2000年)」っていう映画を見た時の消化不良感に似ている。
映画の意図はいいんだけど、なんか全体的に弱い。
じゃ、なにが悪いかっていうと、別に悪くない。
ウィル・スミスは大好きだし、オスカーノミネートの納得のいいパフォーマンス見せてるし、息子役(ウィルの実の息子)もいい。
だから、この映画で感動しました!っていう人がいても納得はできる。
フォームが間違っているわけでもないのに、なんかパンチ力が弱いボクサーみたいな。
練習態度やフォームは全然悪くないから、具体的な改善アドバイスができない、みたいな。
この映画、ひとつすごくいいところがある。主人公が黒人親子なんだけど、彼らの困窮している状態を、一度も「人種差別のせい」にしていないところ。これは映画制作者が意図的に避けたのだと思うが、正解だと思う。物語の本質はそこではないのだから。
ま、悪く言いにくい映画だけど、なんかフツーだったなぁ。
実話を基にしたポジティブなストーリーだったら、「フラガール」「世界最速のインディアン」の方が何十倍もグッとくる。
評価:C (人によっては号泣モノかもしれないが、僕はダメでした。)

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笑う門には福来たる~♪

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