「ペネロピ」彼女はかわいい子豚ちゃん

2008年3月4日火曜日

45_映画・音楽・読書

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クリスティーナ・リッチが演じる、豚の鼻と耳を持って生まれてきた女の子ペネロピの物語。こういう設定の映画って、一昔前ならドリューバリモアが演じてそうだよね。
ありのままの自分に自信を持てるか(Self Esteem)とか、人を好きになるのに外見はどれだけ重要か、あたりの、わかりやすいテーマを持った映画だが、とても楽しめた。
そういえば、太った女の子を主人公にした「愛しのローズマリー」なんていう爆笑コメディもありましたね。
この「ペネロピ」は、コメディとしてはドタバタは控えめで、ドラマとしても重くなりすぎないようになっていて、難しいバランスをうまくとっている作品だと思う。そのあたりも、できのいいドリューバリモア主演のコメディタッチのドラマに近い。
あと、リース・ウィザースプーン主演の「キューティ・ブロンド」とか「メラニーがは行く!」とかとも方向性は近い。実際、リース・ウィザースプーンはこの「ペネロピ」の製作者でもあり、出演もしている。
ちなみに、ペネロピという名前、映画館のチケット売り場のお姉さんは、語尾をだんだん上げていくイントネーション(「マカロニ」と同じ)で言ってましたが、正しくは「ネ」にアクセントが来るので、「歯並び」と同じイントネーションです。僕だったら「ペネロピー」と書きます。
余談ですが、昔僕はPenelope Ann Miller(日本ではペネロープ・アン・ミラーと表記)という女優が好きでした。ある日、アメリカ人の友人達と映画話をしていた時に「“カリートの道”でアル・パチーノの彼女役をやってたペネロープが最高だよね」と言ったら、「ペネロピーだよ、ペネロピー。なんだよペネロープって!」と笑われました。アメリカ人の耳には相当おかしく聞こえたらしく全員大爆笑。大ウケでした。
日本で最初にペネロープって表記したやつ誰じゃい!
ニルヴァーナのKurt Cobainを、カート・コベインではなくカート・コバーンと決め付けてしまった日本のレコード会社(?)も酷いと思います。
そして、なぜRadioheadは、レディオヘッドなんでしょうか? レイディオヘッドにする根性がないのなら、正直にラジオヘッドにしておけばよかったのでは? あまりの中途半端ぶりにトム・ヨークも嘆いているよ。
英語のカタカナ表記に100%の正解なんてないことぐらいわかっています。しかし、海外の映画や音楽をプロとして紹介する立場にある人、思い込みで完全にかけ離れたカタカナをつけるのは本当にやめてください。
dygoの満足度:B(バリモアやウィザースプーン作品に通じる女の子ポジティブ映画の秀作)
全部ウソです。ボディはなぜナイスだとバディに変化するのでしょう?

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