「ザ・マジックアワー」勘違いって素敵!

2008年6月11日水曜日

45_映画・音楽・読書

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一面に咲いた多摩川台公園の紫陽花。
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鮮やか~
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つぼみもいい感じ。
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三谷幸喜の最新作「ザ・マジックアワー」を見た。
大爆笑。大満足。
僕の大好きな「勘違いアイデンティティ」「成りすましアイデンティティ」ものだったので、たまらなかった。
普通の青年が、ヤクザに狙われている殺し屋と風貌が似ていたために、ヤクザに追いかけられる(エル・マリアッチ)とか、あるいは、アンジャッシュのコントによくでてくるようなシチュエーションもの。僕の大好物。
こういった設定の映画はたくさんあるが、「ザ・マジックアワー」を見ていたら、80年代の大爆笑コメディ映画「サボテン・ブラザーズ」を思い出した。悪いやつらに牛耳られているメキシコの村人達が、テレビ番組のヒーロー3人組“サボテンブラザーズ”を、実在すると勘違いして、その俳優たちをハリウッドから連れてくる。で、俳優達はロケだと思っているので、のん気に撮影感覚で悪者達を退治しようとする。
…と、かなり「ザ・マジックアワー」と設定は似ている。ただ、こういうタイプの映画は、設定自体はネタバレでもなんでもない。いかにこの勘違いによる笑いを量産できるかがポイント。ついでにちょっとだけホロリとさせられたらもう最高。
「ザ・マジックアワー」はその点で完璧。
8年前に、同じく三谷幸喜の脚本による「合い言葉は勇気」というドラマがあった。悪徳大企業による環境破壊から小さな村を守るために、村の若者(香取慎吾)が売れない俳優(役所広司)を東京から連れてきて弁護士のふりをさせる、という、めちゃくちゃ面白い作品だったのだが、視聴率はふるわず、あまり話題にもならなかったようだ。
今回の成功で、不遇だった「合い言葉は勇気」のリベンジを達成したとも言える。
それにしても、佐藤浩市がこんなに素敵な俳優だったとは!
惚れた! 泣かされた!
主演男優賞。
dygoの満足度:A(やっぱり三谷ワールドは大好きだわ~)

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