「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」全編不協和音の快感

2008年6月3日火曜日

45_映画・音楽・読書

t f B! P L
FH000008showakinen
国営昭和記念公園のチューリップ。
--------------------
「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」を見た。
オスカーにもたくさんノミネートされた評価の高い作品だが、僕はそんなに好きじゃなかった。よくできているけど、そこまで主人公のキャラクターに興味を持てなかったので。
PTアンダーソン作品は「ブギーナイツ」が大好きです。
「マグノリア」は長くてだるくてあんまり好きじゃなかった。でも、そのマグノリアでさえも、部分的には好きなシーンが多かった。
というわけで、PTアンダーソンは気になる監督です。今回の作品も「マグノリア」と同様、「うわ~たまらんな~」というシーンはたくさんあるのですが、総合的には、自分の好みに合うようなスッキリ感がありませんでした。
ダニエル・デイ・ルイスのキャラが不気味で絶妙。善人と呼べるほどの人格者ではないのだが、かといって悪人とか犯罪者でもない。ただとにかく冷血で自己チューなビジネスマン。この善とも悪ともつかない微妙なキャラを演じるダニエル・デイ・ルイスのパフォーマンスは確かに素晴らしい。ゴッドファーザーIIのロバート・デニーロみたいな、怖い存在感がある。オスカー受賞(マイレフトフットに続き2度目じゃん!)ってのもすごいね。
全編に使われている、不協和音のノイズ的なBGMも効果的。
dygoの満足度:B(そんなに好きじゃないけど不気味な緊張感はグッド。)
全部ウソです。

自己紹介

自分の写真
11/21生まれのA型
美しいウソが大好物
笑う門には福来たる~♪

DYGOに応援メッセージを送る!

名前

メール *

メッセージ *

ウソを検索

積み上げたウソ

人気の投稿

QooQ