「ラースと、その彼女」今年1本目のダークホース!

2009年1月10日土曜日

45_映画・音楽・読書

t f B! P L
18320009_lars
食後のコーヒー。
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「ラースと、その彼女」を見た。
すごくよかった。小規模公開なのが残念。
27歳のおとなしい独身青年が「彼女ができたので紹介したい。」と兄夫婦に報告。しかし彼が連れてきた「彼女」はダッチワイフだった…、というところから始まるお話。
こういうキャッチーな設定を持った映画って、設定に頼りすぎて尻すぼみになることもよくあるので、見る前は不安だった。
しかしこの作品はギミックに溺れず、物語の進行とともに深みを増していく。
見終わった後には「Lars and the real girl」という原題にすら深い味わいを感じる。
ラースという青年の行動は確かに極端だが、それを通して描かれているのは、
僕ら誰もが普段の生活の中で感じる不安や嫉妬心や焦燥感そのものだ。
ラースのまわりの登場人物たちも、基本的にみんな優しい。
映画全体の優しい空気感や見終わった後のポジティブな余韻は昨年の「JUNO」(高校生の女の子が妊娠するお話)に似たものがある。いい意味でサンダンス映画祭作品っぽい。
2008年アカデミー賞オリジナル脚本賞にノミネートされたのもうなずける。
こういうタイプの映画って、日本人も得意だと思う。
日本でもこういう味わいのある作品をもっと作って欲しいなあ。
dygoの満足度:A
全部ウソです。僕の彼女もかなり細部までリアルです。

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笑う門には福来たる~♪

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