「K-20 怪人二十面相・伝」楽しかった

2009年1月19日月曜日

45_映画・音楽・読書

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西郷山公園で見た猫。
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「K-20 怪人二十面相・伝」の評判がいいので見に行ってみた。
ちゃんとおもしろい。だけど邦画アレルギーな僕は「別に映画じゃなくてテレビでもいいじゃん」とも思ってしまう。
僕のような邦画アレルギーではない世代(主に30歳未満)の人に「見に行こうか迷っているんですけど」と聞かれたら「みんな面白いって言ってるし、楽しめると思うよ。」と答えておく。
●好きだった点
・テンポよく進むシンプルなドラマ。コミカルな部分もあってGOOD。
・アクションが香港映画のように軽快。
・CGをうまく使って、戦後風のパラレル・ワールドを美しく表現。
・邦画でヒーロー物をやると決めた時に「怪人二十面相」という題材を選んだセンス。
●気になった点
・映画なのに舞台演劇風の演技&演出なので、ちょっと寒く感じる(これは僕の好み)。
・金城武の不自然な日本語。本作では、たどたどしさが魅力のキャラ設定だったのでギリギリセーフだけど。金城武の問題というよりは、OKテイクかどうかを判断する製作者側の問題。
・作品の重要なオチに関わる部分で、トム・クルーズ主演の某作品を彷彿とさせる禁じ手を使ったこと。
・「怪人二十面相」という題材を選んだセンスはいいけど、そもそも邦画でこの程度のヒーロー物をわざわざやってもねぇ…。ハリウッドのコミックヒーロー物と違う魅力が出せるならいいけど、なんだかハリウッドのコミックヒーロー物のコンパクト版みたいな感じで、作品としての存在意義を強くは感じなかった。
ちなみに、僕は小学生の時「怪人二十面相と少年探偵団シリーズ(当時は全46巻だった気がする)」に超ハマり、毎日昼休みは学校の図書室に通い、図書室にない巻は本屋で購入し、全巻読破したほどの二十面相マニアでした。
少年探偵団にあこがれていたので、友達の家に遊びに行く時には必ず、自分なりの七つ道具(懐中電灯、虫眼鏡、タコ糸、カッター、アロンアルファ、方位磁針、双眼鏡、ライターなど)を入れたかばんを持ち歩いていたほどです。意味もなく下校する女の子のクラスメートを尾行したりとかもしました(ストーカー予備軍ですね)。
ある日、習い事の書道教室に行くときに、筆、下敷き、墨汁などを入れる書道教室用バックに、七つ道具のひとつとしてトンカチを入れていたのですが、それを偶然見つけた母親にめちゃくちゃ怒られたことがあります。自分はトンカチを持ち歩くことに後ろめたい気持ちはなかったので、なぜそんなに怒られたのかが理解できなかった記憶があります。
もう少し年をとったら念願の探偵になろうと思います。
dygoの満足度:B
全部ウソです。今でも「古い洋館」と聞くとなんだかゾクゾクする僕です。

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