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45_映画・音楽・読書
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I am not the Zodiac. And if I were, I certainly wouldn't tell you.
1970年前後にサンフランシスコ地域で起きた「ゾディアック」連続殺人事件を題材にしたサスペンス・ドラマ。監督は「セブン」「ファイトクラブ」「パニックルーム」のデビッド・フィンチャー。
ゾディアックと名乗る連続殺人鬼を追う、警察や新聞社の男達3人が主人公。といっても、この映画は「羊たちの沈黙」のように、頭のいい主人公達が謎を解き犯人に近づいていく、といった“すっきりする”作品ではない。
ゾディアック事件にとり憑かれてしまった男達が、「執着心」という泥沼にはまっていく様子を中心に描いており、かなり重い。ゾディアックの殺人描写よりも、主人公達が事件の猟奇性に魅了されていく描写の方がずっと怖く感じた。
この映画で最も怖く描かれているのは、血よりも執着心です。
映像派のフィンチャーらしく、70年代風の画づくりや、ダイナミックなカメラワークは素敵。
最初から最後まで、イヤ~な緊張感が持続する映画(いい意味で)。重くて長いんだけど見ごたえがある。
dygoの満足度:A(フィンチャー監督にハズレなし!)
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うんうん、俺もこの映画はなんか好き。
音楽も当時のものがうまく使われていたよね。
なんか描写がやけにリアルで怖かったなぁ
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私もこれ最近DVD借りて見ました。実は「デジャヴ」も借りてあるとこです。なんかDygoさんとパターンが似てるかも?!
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お兄ちゃんさん
そうそう、音楽といい画といい、いかにも70年代っぽかったね。
血をほとんど見せないのに、ヒッチコックみたいに怖かったよね~。
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Kanaさん
お、デジャヴも大好きですよ!
映画館で大音量に包まれてみたので最高でした。